紫外線の爪水虫治療は本当に安全?

UV(紫外線)発生器による白癬菌治療に要注意

夏の時期になるとラジオCMなどで出てくるのが、紫外線水虫治療器です。
白癬菌に直接紫外線を照射し撃退するというものですが、この治療器は、同じ白癬菌が原因の爪水虫の早期治療にも効果的だそうです。

普通に考えてみると、それだけ殺菌力が高いという事は、人間の皮膚にも悪影響がありそうな気がします。
こうした疑問に対し、「尚、人の皮膚への影響が無い程度の紫外線なので問題ありません」と解説が続きます。

しかし、本当にそうでしょうか。
普通の塗り薬、たとえば、ラミシールATクリームを水虫の患部に直接塗ったとしても、そうそう簡単に治るわけではありません。

一時を切り取れば問題無いレベルかもしれませんが、繰り返し使った後の事を踏まえての影響を考えると、人への影響が無いと言いながらも十分に強力な紫外線である可能性が考えられます。

尚、紫外線が人体に害を与える理由は、紫外線が肌に照射される事で活性酸素が発生させてしまうからです。これにより、細胞が老化しシミができる原因ともなります。つまり、紫外線を浴びれば浴びるほど、肌は、老化を早めてしまうという事です。

この老化が原因で皮膚表面の病気に対する抵抗力が落ちてしまうかもしれません。

唇周辺に紫外線を浴びると、口唇ヘルペスを再発しやすくなると言われていますが、これも、結局は、紫外線により皮膚の抵抗力が落ちた事で日和見感染であるヘルペスを活性化させてしまう症状です。

そう考えると、紫外線により白癬菌を殺菌するという方法は、人間の皮膚には、我慢できるレベルだけど、真菌を殺すには十分なレベルの強さの紫外線を照射するという肉を切って骨を断つ方法のように思えてなりません。

短期間で治る事をメリットとしていますが、短期間に紫外線を照射しつづけるとどのような弊害があるのか十分に理解してから使った方が良いように思います。

間違っても直接、発光管を見てはいけません。
直接照射する肌への害だけでなく、目視してしまう事で眼の組織を傷つけ、白内障や黄斑変性症など、紫外線の害に関係する眼病のリスクもあるので使用する場合はくれぐれもご注意ください。